ADのお仕事




ADには沢山の種類の仕事がありますが、大きく言えばディレクターのアシスタントなので、撮影から編集に至るまでの雑用とディレクターの補佐ということになります。


ADが関わるのは大体次のプロセスです。

1.ロケハン
2.撮影
3.オフライン編集
4.オンライン編集(詳細は「編集篇」参照)

それでは順番に見ていきましょう。

ロケハン


ロケハンは撮影のスケジュールを組み立てる上で大切な作業です。実際に撮影を予定している場所に行き、どのカットをどのように撮影するかの打ち合わせをディレクターとカメラマンが進めるので、ADは何をどのように撮影するのか、その内容を把握しておかなくてはなりません。
そしてロケハンが済んだら香盤表を作ります。
(香盤表:撮影の細かいスケジュール表。どのシーンのどのカットをどの順番に撮影するのかなどを1日のスケジュールに当てはめたもの。)
場所によっては借りられる時間が決まっていたり、出演者の予定を気にしなくてはいけなかったり、また移動の距離も効率よく組まなくてはいけないので、香盤表作りは大変重要な作業です。


撮影

撮影の場では、カメラの周辺の様々な調整を手際良くこなす事が要求されます。
画面に写りそうな不要なものをどかす(ワラう)、通行人に一時的に待ってもらう、逆に必要な場所に誰もいなければお願いしてきてもらう、カメラや照明をきめるとき一時的に被写体役になる(スタンドイン)、ちょっとした小道具を調達する等、現場で起こる様々な事に備えます。


編集
(詳細は「編集篇」参照)


エディットシート


キャラクター表示


オフライン編集作業は、まず、βカムなどの撮影テープをVHSなどにダビングする作業から始まります。その際、撮影テープに記録されているタイムコードを画面上に表示してダビングします。そのテープを(キャラクター入り)ワークテープといいます。
また、インタビュー取材がある場合は、その内容をすべて書き起こすなどの作業もあります。
それらの下準備が終わってから、ディレクターはオフラインの作業を始めます。その時にADは、どのテープに何が収録されているかなどをはっきり判るようにしておき、ディレクターを手伝います。

オフラインが終了したら、オフラインテープの内容(タイムコードや説明など)をエディットシートに書き起こします。オンラインの編集ではこのエディットシートを基に編集作業が進められるのです。




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